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2008年06月16日
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6/15(日) 甲陽音楽学院 神戸校 本館にて、ニューヨークを中心に世界的に活動している井上智トリオによるクリニックが開催されました。 ギタークリニック : 井上 智 氏 ギタークリニックでは、まずは、井上氏が参加者のうち2人と彼らが希望する曲をセッションをし、それぞれのセッション内容を元にアドバイス&レクチャーしました。続いて、サンプル曲のコードを各々分析し、パターンを作成して全員で歌いあげる。コード音とスケール音の感覚をつかむ、という大変面白い内容でした。さらにギターの弾き語りも加え、盛大なギターアンサンブルが誕生したのです。普段はコードやスケールを歌いながら弾く機会など少ないと思います。ヴォーカリストでない限り、楽器では弾けても歌うとなるとかなり難しかったのではないでしょうか。一流のメロディーメーカーはメロディーを歌いながら弾くなどといいますが、今回のクリニックは、そういった意味でも大変ためになるクリニックになったと思います。 ベースクリニックでは、ジャズスタンダード〜ブルースを題材に、ウッドベース2本でセッションを繰り返す形式ですすめられていきました。初心者も経験者も参加できるような植田氏の配慮のもと、短い時間ながらも全員が演奏参加しました。ベーシストはいかに周囲の空気を読むかが最大のテーマ。演奏力の必要性だけではなく、他の演奏者とのアイコンタクトの重要性、バンドとしてのベースの役割をわかりやすく説明していただきました。アドリブへのアプローチ方法、練習方法などについても、至極丁寧な説明をいただきました。予定時間を越えても、なお熱い指導は続きました。参加者の大半はジャズを学び始めて間もない方々、今後大きな刺激を受けたことは疑いありません。 ボイストレーニングでは、前半は、全員参加で呼吸法や発声についてのトレーニング。とても単純ながら奥の深いトレーニングに、参加者は感心しきりでした。後半は、参加者の中から曲を用意してもらい、ステージで曲披露しました(なんと、井上氏と植田氏が伴奏!豪華!!)。ここでマリオン氏が強調したのは、バンドを指示するヴォーカリストの役割でした。ヴォーカリストはバンドという馬をいかに操るかが重要。わかりやすいしぐさでバンドをオーガナイズする術を、マリオン氏が何度も一緒に実践。また、短時間でいかに共演者に説明をするか、もジョークまじりで大変わかりやすく実践していただきました。ボイストレーニングだけではなくバンドクリニックの内容も含まれた60分でした。おそらくヴォーカリスト以外の方にも大変有用なクリニックになったことでしょう。 また、ボイストレーニングの冒頭では、短時間だけでしたがトリオによるミニライブもおこなわれました。のべ100名を数える参加者は、大変充実した一日を過ごすことができたのではないでしょうか。 井上智さんの来日ツアーはしばらく続きます。ぜひスケジュールをチェックしてライブ会場にも足をお運びください。
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