甲陽音楽学院 イベント報告

2008年08月31日

バークリー 2デイ クリニック (8/18〜19 神戸校 / 8/22〜23 名古屋校)


長かった夏の暑さもひと段落したころ、今年の夏を締めくくる最大のイベント "バークリー 2デイ クリニック" が甲陽音楽学院の両校舎で開催されました (神戸校:8/17-18、名古屋校:8/22-23)。

このイベントでは毎年、米国・ボストンにある本学の姉妹校、バークリー音楽大学から教授陣・学生選抜グループを招待し、ボストンのキャンパスそのままの授業を行います。言いかえれば、この2日間はわたしたちの校舎がボストンになる(!)貴重な時間でもあります。


今回で10回目を迎えるこのイベント、驚かされるのは毎年授業内容が異なること。毎年新しい授業内容が盛り込まれている(しかも最新の音楽情報+レアな音源の紹介が!)とあって、参加する甲陽音楽学院生・卒業生は今年もこの日が来るのを心待ちにしていました。なかには数年来参加されている一般のかたもあり、来日した教授陣との再会を喜ぶ姿が。

オープニングの甲陽音楽学院卒業生バンドとバークリー学生選抜グループの交歓ライブが始まると、館内のヴォルテージは高まる一方。午後からはいよいよ授業がスタート、各会場で熱のはいった授業が繰り広げられました。「どうぞ恥ずかしがらず、どんどん質問して下さい」と教授陣がたびたび勧めてくださったおかげか、授業の合間にも質問の列を作る学生たちが。教授の教えてくださることを一言たりとも聞き逃すまい、とする姿が印象的でした。

「現代を生きる音楽(コンテンポラリーミュージック)」を50年にわたって若い音楽家たちに伝えてきたバークリー音楽大学は、急速に変わってゆく音楽シーンに対応しつつそのカリキュラムをつねに新しいものにしています。今回のプログラムでは楽器実技レッスン・理論/アレンジといったクラスにくわえ、新たにフィーチャーされていた“HipHopライティング(ダニエル・スコット先生)”が異彩を放っていました。同授業ではヒップホップの歴史・地理的考察からヒップホップの主要なアーティストとスタイルごとの変遷、PCを用いた作曲・制作から音楽著作権にいたるまでをカバーし、新しく聞くことの連続に受講者一同はただため息。ジャズに始まり今日までの音楽が山脈と連なる、バークリー音楽大学の奥行きを体感するひと時ともなりました。


朝から晩まで授業の続くハードな2日間も、終わってみるとあっと言う間。音楽の2日間の最後を締めくくるのはバークリー音楽大学教授陣と参加者による合同ジャムセッション。ソロの出番を待つミュージシャンがステージ上にあふれかえり、別れを惜しむようにいつまでも演奏が続きました。

全身全霊を傾けて教えてくださったバークリー音楽大学教授陣のみなさん、本当にありがとうございました!

神戸本校

・実施日
2008年08月18日〜2008年08月19日

・時間
10:00〜18:00

・場所
甲陽音楽学院 神戸校 本館 / 灘区民ホール

・備考
受講料 \25,000


名古屋校

・実施日
2008年08月22日〜2008年08月23日

・時間
10:00〜18:00

・場所
甲陽音楽学院 名古屋校

・備考
受講料 \25,000


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