甲陽音楽学院から世界へ、世界から甲陽音楽学院へ
日本のジャズ発祥の地、神戸で生まれた甲陽音楽学院は1994年、ユネスコの国際ジャズスクール協会(IASJ)に日本から初参加を果たし、1995年にはアメリカ・ボストンの名門バークリー音楽大学と姉妹提携を結び、国際ジャズ教育協会(IAJE)にも加盟して、積極的に世界の音楽情報を取り入れてきました。
この海外ネットワークにより、バークリー音楽大学への留学・編入制度をはじめとして、海外から優れたアーティストによるセミナーやクリニック、ライヴ・コンサートが実現しています。
毎年、BIN(Berklee International Network)サミットへの参加によって最新の音楽理論や指導法を取り入れ、IASJやIAJE大会への学生参加を通して世界の音楽の鼓動に触れ、それが甲陽音楽学院生のいっそうの学習意欲につながっていることは確かです。
前出のBINはもちろんのこと、ここに紹介するIASJ、IAJEという国際的なネットワークと連携して、これからも、絶えず変化し続ける音楽の可能性を探りながら、世界に向けて音楽を発信するとともに、甲陽音楽学院から数多くの才能を世界に送り出していきます。

創立当初より、全米で最も留学生の比率が高いバークリー音楽大学では、現在、70カ国以上の国から留学生が訪れ、その数は総学生数の4割にも及んでいます。このような状況の中、バークリー音楽大学では、1993年にそれまで交流のあった海外の音楽学校3校(スペイン、ギリシャ、イスラエル)と正式に提携関係を結び、コンテンポラリー・ミュージックの教育を効果的に普及させ、教育の質を高めてゆくために、「バークリー・インターナショナル・ネットワーク」(BIN)を設立。その後、このネットワークは次第に拡大し、1995年、甲陽音楽学院はアジアで最初の加盟国となりました。現在ではバークリー音楽大学を含め、世界13カ国(米国、スペイン、ギリシャ、フランス、ドイツ、フィンランド、アイルランド、イスラエル、メキシコ、ブラジル、マレーシア、韓国、日本)の14の音楽学校が参加しています。甲陽音楽学院も、1995年の阪神淡路大震災の年、正式にバークリー音楽大学と提携し、バークリー・インターナショナル・ネットワークの一員となっています。

現代音楽教育の振興のために活動しているユネスコの組織。アメリカのバークリー音楽大学、ニュー・スクール、イギリスのロイヤル・キングアカデミー、フランスのパリコンセルヴァトアールをはじめとして現在25カ国35校のジャズ専門学校や各大学が参加しています。本校は1994年ニューヨーク大会に日本から初参加。国連のホールでのコンサートやニューポートジャズフェスティバルに本校の講師、学生が出演し、以後デンマーク大会、イタリア大会、ドイツ大会など毎年参加。このような機会を通じて積極的に人材・情報の交流を促進し、国際感覚を身につけられる環境を作るよう努力しています。